事故! N0.2 クレーン付きトラック/ユニック車
2018.08.10
こんにちは!前回に続いて事故の事例を報告したいかと思います。
今回はアウトリガーの飛び出し事故に続きブームの格納忘れ(起伏)をし道路周辺の構造物等と接触しシャシが折れたり、クレーンポストが破損そんな事故が頻繁に起きています。原因としては作業終了後にブームの格納を忘れ、そのまま走行してしまったり、または、車両の高さを把握しておらず構造物との接触事故となるケースが多い。対策として作業終了後にはブームをいっぱい下げフックを格納し走行前は格納状態であることをよく確認してください。
メーカーの装置等でブーム格納忘れ装置等も出ています。これを付ければ車内でブームが規定状態でない場合、の警報等を促すタイプとなっていますので誤って走行することは少なくなると言えます。でもあくまでもセンサーが壊れてしまっていることに気付かなかったら同じことなのであくまでも補助とし、走行前点検をかならず行いましょう。以前はラジコン装置やフック格納装置などが付いておらずレバーでの操作作業やフックをボディーに固定するなど人の手で確認しながらしていた事が、今ではラジコン装置でほぼ全部の作業ができてしまい体での作業が指だけの作業と変わり勝手な思い込みでブームを格納したと誤解をしてしまっている傾向が多く感じられます。便利になるほど人の記憶は薄れがちとなっているような気がします。電車の駅員のように声を出す確認方法をプラスすることで記憶に残り再発防止に役立つかと思います。
まだまだ暑い日が続きますが安全確認だけはくれぐれも!
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