事故! N0.3 クレーン付きトラック/ユニック車
2018.08.16
クレーン付きトラック/ユニック車、事故の事例報告をさせて頂いていますが、今回で最終となります。
次の事例は作業中によく起きる事故事例報告です。当社でもよく修理でよく入ってくる内容で、荷台の荷物を吊り上げブーム旋回中に転倒、アウトリガーを最小張り出しもしくは張り出し忘れでの旋回時の転倒、定格荷重を超える荷物を吊り上げた際、ブームの折損、荷物を吊った状態での急激な操作による衝撃でのブームの折損、荷物の横引きによる、無理な引き込み等での旋回減速機の破損及びブームの折損、荷物を吊りながらの伸縮動作を行いブーム下のへこみ及び折損です。対策としては最初に作業半径を決め伸縮で距離を出すのではなく起伏で行うことが基本となります。また、定格荷重を超える荷物の吊り上げによる折損で原因としては荷物の重さを把握しておらず吊れるだろうと思いどんどんウインチを巻きそのまま折損というパターンが多い、(ウインチは近くであっても遠くであっても、約3トンの力で巻きます。なのでフルブームで巻いたら折れるに決まっています。)対策としては荷物の重さをよく把握し定格荷重以内で吊り上げることが大切です。荷物の重さが定かでない場合は吊るのを止め、ブームで起きるかを確認したほうが良い、(ブームが伸びる程、起伏の起こす力は弱くなる。)まず起きない荷物は吊るのをやめ他の対策をとる事をお勧めします。あと、前方領域で荷物を吊り上げる場合は定格荷重の25パーセントを超える作業を禁止し、荷台に荷物を載せ重みを付けて吊る人がみえますがシャシに負担がかかり折損することもあります。無理のない作業を行いましょう!
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