重いものを吊り上げるワイヤーロープは、クレーン車などによく使われています。 そんなワイヤーロープの特徴について紹介します。
とても強靭なワイヤーロープの材料は鋼です。
その鋼の素線を数本~数十本合わせたストランドと呼ばれる線を、心綱の周りに通常は6本合わせて作られています。
6ストランドは構造的にバランスが取れているのでよく使われていますが、柔軟性を求められる場合は8ストランドとなります。
同一径のロープだとストランドの数が多いほど素線が細くなるため、柔軟性は高くなりますが強度は低くなります。
●普通より
ロープのより方向とストランドのより方向が逆方向となっています。
取り扱いが容易で形くずれがしにくくなっています。
●ラングより
ロープのより方向とストランドのより方向が同一方向になっています。
表面に覆われている素線が長くなるので磨耗に強くなります。
ロープの自転性が強いので、普通よりに比べると取り扱いにくいです。
現在日本には9社のJIS認可工場があります。
そこで月間約6000トンのワイヤーロープが生産されています。
1トン当たり40万円、月間24億円、年間約300億円といった市場になっています。
今では韓国・中国のメーカーが出荷量を伸ばしてきています。
いざクレーン車やクレーンユニック車でワイヤーロープを使う際は注意が必要です。
繊維ロープに比べるとはるかに強度は高いですが、細い素線で構成されているので腐食に弱いといった面があります。
長い間扱うためには、丁寧に扱うこととこまめに給油することが必要です。
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