建設現場でよく活躍しているクレーン車。
重量のあるものを吊り上げて移動させることができ、そのゆっくりとかつダイナミックな動きはほかの作業車とはまたひと味違って見えます。
このクレーンに吊り具をつかって荷物を掛けるには、実は玉掛けという資格が必要なのです。
一見するとそんなに難しそうな動きには見えないかもしれませんが、一歩誤ると重大な事故につながる可能性もある作業のため、とても大切な資格とされているのです。
ここではそんな玉掛けについて紹介します。
吊り上げ荷重が1トン以上の場合は、玉掛技能講習の修了者だけが作業を行うことができます。
1トン以下の場合は玉掛けの業務に係わる特別教育を受けるだけで良いのです。
これは吊り上げる荷物の重量ではなく、クレーンの吊り上げ荷重(クレーンが吊り上げる事のできる最大の重さ、クレーンの能力)によって定められているということに注意しましょう。
玉掛技能講習は、各都道府県のクレーン協会支部、労働基準協会、教習所などで行われています。
クレーンのフックにワイヤロープを掛ける方法はさまざまなものがあります。
●目掛け
フックに玉掛け用ワイヤロープのアイを掛ける方法です。
この掛け方がスタンダードで、1本吊り、2本吊り、3本吊り、4本吊りなどがあります。
フックに掛けたワイヤロープがフックの上で重ならないように注意しましょう。
●半掛け
玉掛け用ワイヤロープの中心部をフックに掛ける方法です。
重心が中心にないものを吊り上げるのはあまり向きません。
●あだ巻き掛け
フックにワイヤロープを一回巻きつけて掛けます。
ワイヤロープが滑るのを防ぐ効果があります。
太いワイヤロープを使う際にはあまり向かない掛け方です。
玉掛けの資格をきちんと持っている人が作業を行うことで、クレーンの事故を未然に防ぐことができるのです。
当社は中古クレーン車を主に販売しています。
クレーンユニック単体やクレーン用のパーツなども取り扱っています。
日本全国どこでも対応可能となっています。
中古のユニッククレーン車をお探しの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。
日本全国対応可能!上記以外の地域からもお気軽にお問い合わせください。
Copyright(C) 2006 Horino Motors Co.,Ltd. Allrights reserved