クレーン付きトラックは、荷物の積み下ろし作業を効率化できる業務用車両として、多くの企業から支持されています。中古販売のクレーン付きトラック購入を検討する際は、積載量やクレーン能力など、さまざまな特徴を理解したうえで選定することが重要です。
この記事では、クレーン付きトラックの種類や価格相場を詳しく解説します。また、用途に合わせた選定ポイントや整備状態のチェック方法についても、実務的な観点から説明します。これから中古クレーン付きトラックの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
クレーン付きトラックは、積載量によって使用できる作業範囲が異なります。2t積クラスは、市街地での作業に適しており、建築資材や設備機器の運搬に最適です。取り回しが良く、狭い現場でも作業がしやすいのが特徴です。
3t積クラスは、中規模の建設現場や工場での資材運搬に向いており、建設機材や工作機械の運搬に幅広く対応できます。4t積クラスは、より重量のある建設資材や機械部品の運搬に適しています。増トン仕様にすることで、さらなる積載量の確保も可能です。
積載量は多ければ良いというわけではなく、使用頻度や運搬する荷物の重量を考慮して選択することが大切です。
クレーン能力は、作業効率と安全性を確保するうえで重要な選択基準です。2.9t吊りは、比較的軽量な建設資材や機械設備の荷役に適しています。コストパフォーマンスが良く、一般的な建設現場や設備工事での使用に十分な能力を備えています。3t吊りから4t吊りのクレーンは、より重量のある資材や機械の運搬に対応できます。
クレーン能力選定のポイントは、以下のとおりです。
これらの要素を総合的に判断し、実際の作業内容や作業範囲を考慮したうえで、適切なクレーン能力を選択することが重要です。堀野モータースでは、ニーズに合わせて最適な種類を選べる、中古クレーン付きトラックを多数取り扱っています。
中古クレーン付きトラックの価格は、車両の状態やクレーン能力によって大きく異なります。標準サイズの場合、2t積クラスで走行距離10万キロ程度の車両であれば150万円から300万円が一般的な相場です。3t積クラスになると200万円から400万円程度となります。
ワイドサイズは荷台の幅が広いため、標準サイズと比べて価格が高くなります。2t積ワイドタイプで200万円から350万円、3t積ワイドタイプで250万円から450万円が目安です。ただし、以下の条件を満たす車両は、この価格帯よりも高値となることがあります。
ロングサイズは、荷台の長さを延長した仕様となり、標準サイズと比べて価格が上昇します。2t積ロングタイプで250万円から400万円、3t積ロングタイプで300万円から500万円が一般的な相場です。セルフローダーやセルフクレーン等の特殊仕様車は、その特殊性から500万円以上の価格帯となることも少なくありません。
価格に影響を与えるおもな要因として、以下があげられます。
これらの特殊仕様車は、装備や仕様によって価格が大きく変動するため、購入前に十分な市場調査と用途の検討が必要です。
堀野モータースでは、セルフローダーや増トン仕様など、さまざまなカスタマイズに対応したクレーン付きトラックを販売しています。経験豊富なスタッフが、お客様の予算と用途に合わせた適切な車両をご提案いたします。
クレーン付きトラックを購入する際は、業務内容に適した車両を選ぶことが大切です。積載量やクレーン能力・走行性能など、用途ごとに適した仕様を選ぶことで、業務の効率を向上させられます。
用途別おすすめ車両一覧を、以下にまとめました。
用途 | 推奨車両タイプ | ポイント |
---|---|---|
建築資材の運搬 | 3t~4tクラス、4段ブームクレーン | 長尺資材の積載が可能で、都市部の現場にも対応しやすい |
設備工事・配管作業 | 2t~3tクラス、ラジコン付きクレーン | 小回りが利き、狭い作業現場でも操作しやすい |
重量物の運搬 | 5t~7tクラス、5段以上のブーム | 資材や機材の搬送に適し、安定性が高い |
遠距離輸送 | 4tロング・増トン車 | 長距離移動に適した燃費性能と荷台スペースが重要 |
建機・精密機械の搬送 | セーフティローダー付き特殊車両 | 油圧スロープで安全に積み降ろし可能 |
用途に応じて適切な車両を選ぶことで、業務効率が向上し、無駄なコストを削減できます。購入前に作業環境や積載物の重量・サイズを考慮し、最適な車両を選びましょう。
整備状態の確認は、将来的なメンテナンスコストに直結するポイントです。まずエンジンの状態確認では、始動性や異音・排気色、オイルの状態をチェックします。足回りでは、ブレーキの効きやタイヤの摩耗状態、足回りの異音の有無を確認します。クレーン機能については、作動油の漏れや異音、スムーズな動作を確認しましょう。
また、アウトリガーの状態やワイヤーロープの摩耗度合いもチェックが必要です。整備記録簿の確認も重要で、定期的なメンテナンスが行われているかどうかで、車両の信頼性を判断できます。
中古クレーン付きトラックの購入時には、複数の重要書類の確認が必要です。まず基本となる車検証は、記載内容と実車の一致を確認します。整備記録簿や点検記録は、これまでの管理状態を知る重要な資料となります。クレーン検査証は法定検査の実施状況を示す重要書類です。
必要なおもな書類として、以下があります。
保証内容については、保証期間や対象部位、免責事項を必ず確認します。とくにクレーン部分の保証範囲は販売店によって異なるため、詳細の確認が欠かせません。また、保証期間終了後のアフターサービス体制についても事前に確認しておきましょう。
クレーン付きトラックの中古販売をお探しなら、堀野モータースにご相談ください。堀野モータースは長年の経験と実績を生かし、多種多様なクレーン付きトラックを取り揃えています。
車両の種類や価格帯、用途に合わせた選び方まで専門スタッフが丁寧にご案内。セルフボディや増トン車両のカスタマイズにも対応し、お客様の業務に最適な1台をご提案します。ご希望に沿った中古トラックをお探しの方は、ぜひ堀野モータースの在庫情報をご覧ください。
会社名 | 堀野モータース株式会社 |
---|---|
住所 | 〒505-0075 岐阜県加茂郡坂祝町取組32−6 |
TEL | 0574-26-7701 |
FAX | 0574-26-7757 |
メールアドレス | info@horino-motors.com |
事業内容 | 各種自動車(新車・中古車)販売、クレーン付車輌及び、産業車輌 |
URL | https://www.horino-motors.com/ |
日本全国対応可能!上記以外の地域からもお気軽にお問い合わせください。
中古ユニック車のことなら堀野モータース Copyright(C) 2006 Horino Motors Co.,Ltd. Allrights reserved